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私たちについて
NPO法人BOON(ブーン)は、「子どもたちを、心身ともに元気で、社会に貢献できる人に育てたい」という想いから、2014年に設立されました。
生活に困難を抱える家庭や不登校の子どもたちに向けて、学習支援や居場所づくりをしていく中で、どのような環境にあっても、子どもが自分の力を信じ、社会とつながり、支え合いながら未来を築ける社会を目指しています。
「自分は社会の一員なんだ」
「誰かのために行動することは、自分の幸せにもつながるんだ」
――そう感じられる心を育てることが、私たちの願いです。
この想いを形にしたのが「SUC(スック)」です。
SUCで学び、自分の足で立ち、社会のために動ける人へ。
子どもたちが多様な人や社会課題にふれ、好奇心や関心を深めながら、ボランティアやソーシャルデザイン(みんなが暮らしやすくなるように、しくみやアイデアを考えて行動すること)につなげていく。
そのプロセスこそが、未来への学びです。
MISSION
ミッション
すべての子どもを、
共に生きる社会の担い手に。
VISION
ビジョン
社会とつながる。人とつながる。
安心して学べる「居場所」を
すべての子どもたちに。
10年後、20年後――
今の子どもたちは、社会の中心となって生きることになります。
そのとき、彼ら・彼女たちが直面するのは、
「人が足りずに自分たちでは支えきれない社会」
「古くなるのに使われ続けるインフラ」
「格差や孤立が深まる地域」など、さまざまな課題を抱えているかもしれません。
だからこそ、大人だけが社会をつくっているのではなくて、子どもが、いろんな形で “社会のなかで動ける人” になれる、社会参画(じぶんも社会の一員として、できることを考えて行動すること)の機会をつくっていきます。
だれかのために動いたり、まちのことを考えたり――
小さな “やってみよう!” が社会をよくしていくチカラになるのです。
一人ひとりが未来を変える「きっかけ」となれるように。
SUCとは
SUC は、子どもたちが社会の課題に目を向け、知って、考えて、行動できる、「社会の一員」として育つためのプログラムです。
SUC が目指す「シチズンシップ教育」
シチズンシップ教育 = 社会の一員としての心と行動「生きる力」を育てる教育
(シチズンシップ=社会の一員として持つ意識や態度、責任、行動のこと)
SUCでは、福祉、環境、地域、国際協力など、さまざまな社会課題をテーマに、子どもたちが自分の関心から学び、仲間と対話し、実際にボランティアや企画づくりに挑戦していきます。
これは、国際的にも重視されている「シチズンシップ教育(Citizenship Education)」と同じ価値をもつ学びです。
諸外国のシチズンシップ教育に学ぶとき、共通して見えてくるのは、「子どもたちが実際に社会に参加しながら学んでいる」ということ。
社会の課題を教科書の中だけで終わらせるのではなく、現実の世界の中で、他者と関わりながら、自分の役割を見つけていく。
そこに、本当の“学び”と“育ち”があります。
私たちは、SUC を通じて、保護者・学校・地域・行政・企業とも連携し、日本の子どもたちが「行動する市民(アクティブ・シチズン)」として育つ機会を届けていきます。
誰ひとり取り残さない、共に支え合える社会へ。
その担い手は、大人だけではありません。
子どもたちも、今この瞬間から“社会の一員”として関わり、行動することで、社会を変える力を育んでいきます。
自分のため、誰かのため、社会のために。
自分を大切にしながら、他者や社会ともつながる――
それはこれからの時代を生き抜く“あたらしい力”。
SUCの取り組みが、日本の子どもたちと社会を、やさしく力強くつないでいくと信じています。
SUCの名前の由来には次のような意味を込めています。
●S = Social Design(ソーシャルデザイン)「よりよい社会を目指して、新いアイデアを生み出すこと」
福祉・環境・地域・国際協力など、さまざまな社会の課題に目を向け、自分たちができることを考え、行動に移す力を育てます。
●U = Unconventional(アンコンベンショナル)「これまでのやり方にとらわれず、自由な発想でチャレンジすること」
大人の考えや常識にしばられず、子どもたちの感性やアイデアを大切に。失敗を恐れず、自分らしい方法で取り組む姿勢を育てます。
●C = Creation(クリエイション)「仲間と一緒に、新しいものをつくり出すこと」
学んだことをもとに、ボランティア活動やイベント企画など、実際のカタチにしていくことを大切にします。自分たちの手で社会を動かす体験が、自信と成長につながります。
この活動は、東京都福祉保健財団の助成金(2024年12月〜2026年3月予定)により運営されています。将来は全国に拠点を設け、活動の場を広げていく予定です。